荷主・物流会社など51社加盟 「EV100ラストワンマイルを実現する会」設立、災害時の給電ステーション構築実現へ

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EV100ラストワンマイルを実現する会(東京都江東区)が設立を発表した。

EV化の三つのメリットとは

EV100ラストワンマイルを実現する会のイメージ写真(画像:EV100ラストワンマイルを実現する会)
EV100ラストワンマイルを実現する会のイメージ写真(画像:EV100ラストワンマイルを実現する会)

 EV100ラストワンマイルを実現する会(東京都江東区)は2月28日、設立を発表した。

 荷主、物流会社、EVメーカー、ドライバーが一体となってラストワンマイル(顧客にモノ・サービスが到達する最後の接点)のEV普及に向けて取り組む。現時点で、51社の企業・団体が加盟している。

 加盟ドライバーには、「緊急時避難誘導員」という防災カリキュラムを提供して、災害時の対応ができるリーダー人材を育成する。救護用品を荷台に載せて、防災有資格者がEVでラストワンマイル業務を行うことで、移動型の避難給電ステーションのインフラを構築できる。

 ラストワンマイル配送EV化の三つのメリットは、次のとおり。

1.温室効果ガスの排出を大幅削減
2.救護装備と資格を持つドライバー・作業員が緊急時に頼れる存在に
3.災害時には給電ステーションに

 運送業者に向けたサービスは、

●EVを知る
加盟企業に向け、EVにまつわる情報を発信する。
・各企業の取り組み事例
・定期的な勉強会や講談の開催

●EVを運用
EVの活用をサポートする。
・EVで稼働可能な配送現場の提供
・EV充電可能な月極め駐車場の提供
・EVのメンテナンス可能な車両調整工場の提供

●EVを導入
EV導入までのサポートを実施する。
・購入、リース、レンタルをサポート
・EV充電スタンドの設置サポート
・補助金、助成金申請のサポート

●EVでつながる
EV関連事業者の交流を促進させる。
・EVに関心がある、運用している運送会社との交流
・EV配送に関心がある荷主との交流
・EV配送業で新しくビジネスを模索しているベンダーとの交流

となっている。

 新型コロナウイルスによる消費者行動の変化は、ラストワンマイル配送車両の需要を一気に押し上げ、世界経済フォーラムにおいても、2030年までに都心部を走る配達用車両が36%増加すると予測している。