3人乗り電動トライクと小型EVのシェアリング運用テスト開始 Shaero

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シェアード・モビリティ・ネットワークスは、3人乗り電動トライク「Shaeroトライク」と1人乗り小型EV「Shaeroミニカー」の運用テストを開始したと発表した。

3月にも利用可能に

 Shaeroトライク(画像:シェアード・モビリティ・ネットワークス)
Shaeroトライク(画像:シェアード・モビリティ・ネットワークス)

 折りたたみ電動バイクのシェアリングサービス「Shaero(シェアロ)」を運営するシェアード・モビリティ・ネットワークス(東京都港区)は2月9日、3人乗り電動トライク「Shaeroトライク」と1人乗り小型EV「Shaeroミニカー」の運用テストを開始したと発表した。

 トライクは「3輪で走行する乗り物」を指す言葉で、主に3輪バイクのことを言う。Shaeroは、国内では唯一の折りたたみ電動バイクのシェアリングサービスで、都市部での数駅分の距離を、効率的なルートで自在に移動できるエコなツールとして、2021年9月にサービス開始。首都圏および沖縄エリアでサービスを拡大している。

 さらに選択肢を増やすことを目指し、観光地などでの家族での移動に最適な3人乗りのトライクと、シニアも安心して気軽に運転できる1人乗り小型EVの運用テストを始めたという。

「Shaeroトライク」は、側車付き軽二輪カテゴリーの車両で、運転には普通自動車免許が必要。幅102cm、全長213cmとコンパクトなサイズで、後部座席に2人乗車できる。最高速度は45km/hで、満充電走行距離は75km程度。東京都板橋区上板橋のマンションに設置されたステーションにて運用テストを行っており、3月中にはテストを終えて、同ステーションでShaeroアプリで利用できるようになる。その後、設置エリアを拡大する予定だ。

「Shaeroミニカー」は、ミニカーカテゴリーの車両で、運転には普通自動車免許が必要。幅68cm、全長164cmとShaeroトライクよりもさらにコンパクトな1人乗り小型EVだ。最高速度は25km/h。バイクと同様のバーハンドルでの操作で、アクセルとブレーキの踏み間違いがなく、足が不自由な人でも運転可能と、シニア世代の外出に適した車両となっている。東京都足立区日ノ出町のマンションで運用テストを行っており、3月中にはテストを終えて、同ステーションにてShaeroアプリで利用できるようになるという。こちらもその後、設置エリアを拡大する予定。

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