携帯会社なのになぜ? 3大キャリアが「シェアサイクル」「タクシー配車」事業に本気で取り組むワケ

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通信大手3大キャリア(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)がモビリティ事業に取り組んでいる。その背景を解説する。

都内のシェアサイクルは大手キャリア系

シェアサイクル(画像:写真AC)
シェアサイクル(画像:写真AC)

 東京都内や近郊に住んでいる人なら、この数年、シェアサイクルを見かける機会が増えたと感じているのではないだろうか。都内で見かけるシェアサイクルのほとんどが、NTTドコモ系のドコモ・バイクシェアか、ソフトバンク系のハローサイクリングをシステムプラットフォームとして利用しているものである。なぜ大手キャリアがシェアサイクル事業を行っているのだろうか。

 キャリアが関わるモビリティ事業は、シェアサイクルにとどまらない。年々対応台数が増えているタクシー配車アプリや、日本各地で実証実験が行われているオンデマンド交通などでも、各社の名前を見かける機会は多い。

 近年、「MaaS(Mobility as a Service)」と呼ばれるトレンドが自動車業界・交通業界をはじめとしたさまざまな業界から注目されてきた。スマホの普及や通信技術の発展、各種モビリティのつながる化(コネクティッド化)を背景に、インターネットと融合した新しいモビリティサービスが次々と登場する中、3大キャリア(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)は、このトレンドに高い関心を示しているプレーヤーの一角と言えるだろう。

・シェアサイクル
・タクシー配車
・オンデマンド交通
・自動運転

の4つのモビリティサービスに分けて、3大キャリアの取り組みの整理を進めてみたい。

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