飛行機と鳥が衝突! なぜ「バードストライク」対策は進歩しないのか
飛行中の飛行機と鳥が衝突する「バードストライク」。世界各国ではこの事故を起こさないために、どのような対策を採っているのだろうか。
航空業界はプロペラより燃料か

近年は環境配慮の観点から、カーボンニュートラルが注目されている。航空業界も例外ではなく、二酸化炭素の排出を削減するためのさまざまな取り組みが進行中だ。例えばSAF(サフ。持続可能な航空燃料)と呼ばれる新燃料の導入など、燃料の研究は日々進化している。
しかしそれとは対照的に、飛行機におけるプロペラという当たり前の動力はあまり進化していない。構造上、バードストライクなどの致命的な事故を防ぎにくいプロペラ動力から脱却できる技術が見つかれば、航空業界のブレイクスルーになるはずだ。
もちろん、動力開発がどれだけ高価でたやすい話でないのかは周知のこと。ただ人命を損ねかねない万が一の事故を減らすための企業努力には、今後も注視していきたい。