DHL、ボルボの「保守部品」物流業務を受託 リードタイム短縮、配送のCO2も削減
DHLサプライチェーンは、ボルボ・カー・ジャパンから保守部品の物流業務を受注、千葉県の浦安ロジスティクスセンター(LC)で業務を開始した、と発表した。
都市部へアクセス良好な浦安LCで
DHLサプライチェーンは、ボルボ・カー・ジャパンから保守部品の物流業務を受注、千葉県の浦安ロジスティクスセンター(LC)で業務を開始した、と発表した。
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ボルボの乗用車事業は、近年日本国内での需要が増している。浦安LCは、首都高湾岸線の至近に位置し都市部へのアクセスが良好な立地。同社は、「迅速な配送を実現するとともに、物量の成長と波動への対応を可能とする施設となっている」としている。
同社は、保守部品の保管、首都圏のディーラー向けの配送、カスタマーサービス、使用済交換パーツの回収を含む物流サービスを提供する。
1日に昼・夜の2便体制で、昼便は受注後3時間以内に配送するというボルボのLDCコンセプトに基づき、従来の中京圏1拠点体制を見直し、関東にも物流拠点を持つことで、東京・神奈川・千葉・埼玉のボルボディーラー対するサービスレベルの向上を実現した。
また、配送距離が短縮されることでCO2排出量を削減するとともに、災害等発生時の事業継続計画(BCP)の強化にも寄与するという。