北海道新幹線「札幌延伸」 再開発で駅前に混乱も? 地元民は相次ぐ市街地の通行止めに何を思うのか

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JR北海道新幹線が2030年度に札幌駅まで延伸されるのを控え、早くも新駅建設に伴う改修工事が始まった。駅周辺の再開発が始まり、街には期待が渦巻いている。

今後、札幌に現れる“第三の顔”

新札幌駅の北側は早くも建築ラッシュ(画像:合田一道)
新札幌駅の北側は早くも建築ラッシュ(画像:合田一道)

 札幌市は新駅の誕生による創成川東地区整備のため、総額32億円を投入して事業を進める。

 まず主要道路となる市道東4丁目通の直線化に取り組む。わずか100mほどの区間だが、道路の中心線がほかの区間と比べて東に50cmほどずれている。

 ほかに道路幅が一部膨らんだところもあるので、全面的に整備をする。

 すでに整備された北4条東6丁目周辺には共同住宅が建ち並び、付近に広場、駐車場などができた。市中央体育館、スポーツジムなども近くお目見えする。

 札幌は「駅前通」と「すすきの」ふたつの“顔”が売りだったが、近い将来「創成川イースト」が“第三の顔”になるのは間違いないと、地元の政財界は期待を込める。

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