北海道新幹線「札幌延伸」 再開発で駅前に混乱も? 地元民は相次ぐ市街地の通行止めに何を思うのか

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JR北海道新幹線が2030年度に札幌駅まで延伸されるのを控え、早くも新駅建設に伴う改修工事が始まった。駅周辺の再開発が始まり、街には期待が渦巻いている。

ビル建設を予感させる空き地群

改修工事で覆われた札幌駅北口壁面(画像:合田一道)
改修工事で覆われた札幌駅北口壁面(画像:合田一道)

 新幹線が誕生すれば、近くの鉄路への影響も計り知れないものがある。

 終点となる札幌駅の隣の駅が新小樽になるというから、路線が全く別とはいえ、現在ある小樽―札幌間の13の駅は全て“無視”された形になってしまう。

 思い立つまま札幌駅から小樽駅へ赴き、戻り列車に乗って桑園駅で下車した。

 札幌駅までわずか600m。新幹線が走り出したら、この小さな駅の存在など吹っ飛んでしまうのかと、電車が止まるたびに乗り降りする大勢の乗客を見ながら考えた。

 新幹線札幌駅の誕生を8年後に控えて、大きく動き出した創成川東地区の開発。これまでは古い工場の建物ばかりが目立っていたのに、にわかに取り壊されて新しいビルが姿を現した。

 随所に建設用地となる空き地が見えて、ビルの建設を予感させる風情だ。

 付近の人によると、

「ええ、知らないうちに古い工場や民家が壊されて、空き地になっていました。『新幹線景気』って言ってもピンときませんが、やはりその影響なのでしょうね」

と、うれしそうな表情を見せた。

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