カブ、ユンボ、セスナ……実は商品名なのに「一般名詞化」 いったいなぜ?
優れた商品・製品は、固有名詞を超えて一般名詞化するという例がしばしば見られる。モビリティ業界における例とそれぞれのルーツを紹介しよう。
「スノーキャット」何か知ってる?

これは、元を正せば1950年代にわが国に輸入され、その後国産化されたフランス製品の固有名詞であり、やはり商品名が一般名詞に転じた例だった。
優れた商品名は、いつの間にか固有名詞を超えて一般名詞となってしまう。ここからは、アメリカでの例とともにあるトラックを紹介したい。
アメリカには「スノーキャット」という単語がある。
これはいわゆる雪上車を意味しているのだが、この単語も元を正せば1940年代にヒット作となった固有の商品名であり、一般名詞の類いではなかった。
それがある時期大量に普及したことで、雪上車全体がスノーキャットと呼ばれるようになったという経緯がある。
まさしくわが国におけるスーパーカブにも似た状況が、アメリカでも存在していたということである。
そしてさらに時代をさかのぼった1920年代、アメリカにはその会社名(車名)が「丈夫なものの代名詞」として扱われていたトラックがあった。その名前はMACK(マック)である。