電動モビリティ「ストリーモ」2022年中に販売へ シードラウンドで総額2億円の資金調達

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電動マイクロモビリティ開発を手掛けるストリーモが、第3者割当増資を実施し総額2億円の資金調達を完了。2022年内の製品販売などに向けた開発を加速する。

お年寄りにも乗りやすいモビリティ目指す

電動マイクロモビリティ「Striemo(ストリーモ)」(画像:ストリーモ)
電動マイクロモビリティ「Striemo(ストリーモ)」(画像:ストリーモ)

 電動マイクロモビリティ開発を手掛けるストリーモは、第3者割当増資を実施し、シードラウンドで総額2億円の資金調達を実施したと発表した。

 みらい創造2号投資事業有限責任組合、本田技研工業、SOSV IV LLCを引受先とし、2022年内の製品販売、規制緩和に向けた製造・開発、組織の強化を加速するとしている。

 同社によるとマイクロモビリティは、国際的な脱炭素化へのシフトを背景に大きく拡大する市場と期待される一方、既存製品は単独事故の多さが報告されるなど、走行の安定性に課題が残っている。

 同社が開発する「Striemo」は、

「運転時にバランスを取ることへの不安軽減や、自然な乗車体験を提供するノウハウを活かし、ユーザーが余裕を持って、周囲に配慮しながら、運転できる」

といった点が特徴だという。

 2023年以降、欧米市場への展開を予定。将来的には、国内外で高齢者を含むより多くのユーザーを獲得し、安全かつ容易に使える「マイクロモビリティの新スタンダード」を目指す、としている。

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