出先で突然パンク! 車載キットでどこまで直せる? タイヤに刺さった釘「絶対に抜いちゃNG」

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お盆休みを迎えて、クルマでの外出が増えるこの時期、もしも出先で突然パンクしてしまったら? JAFのユーザーテストから、応急修理の方法を学ぶ。

スペアタイヤのない車両が増加中

パンクしたタイヤのイメージ(画像:写真AC)
パンクしたタイヤのイメージ(画像:写真AC)

 パンクをしたら、スペアタイヤに交換。そんな対処が当たり前だったのは今や昔。昨今の自動車は、荷室スペースの確保・軽量化などの観点から、パンク修理キットを搭載し、代わりにスペアタイヤがないという車両も増えてきた。

 どの程度の破損ならユーザーによる修理が可能なのか? JAFが情報を公開している。

JAFが実験、一般ユーザーによるパンク修理

 2022年5月18日(水)、横浜市緑区の鴨居自動車学校にてJAFのユーザーテストが行われた。

 テストの背景には前述の通り、車のタイヤがパンクしたときの備えとして、従来のスペアタイヤではなくパンク修理キットを採用した車両が増えているという事情がある。

 とはいえ、パンク修理を一切したことのない一般ユーザーが応急処置できるものなのか。どのようなパンク穴なら応急処置可能なのかを同テストでは検証した。

 テスト車両はミニバンを使用。パンク箇所は、左後輪/トレッド面(接地面)の外寄り/ゴムの厚みが薄い溝部分――に統一された。

 検証の手順は、取扱説明書の通りにパンク修理を行い、直後に時速80km以下で5km走行、再度、空気圧を測定。その結果、空気圧が130kPa未満の場合は修理不能。指定空気圧であれば、応急修理完了といった流れだ。

 モニターは、ペーパードライバーのAさん、運転機会が多く車やバイクが趣味のBさん、運転機会が多く車の知識が豊富なCさんの3人だ。

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