お店よりかなり安い? 中古車「業者オークション」は一般人も参加可能なのか

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中古車市場の流通に置いて、大きな役割を果たしている「業者オークション」。一般ユーザーになじみの薄い世界だが、その実態とは――?

参加対象はあくまで業者

中古車のイメージ(画像:写真AC)
中古車のイメージ(画像:写真AC)

 こうした業者オークションに出品されるクルマは、コンディションに関する事前の公開情報が極めて厳格に査定されているという大きな特徴がある。それは短時間に取引が行われるというオークションの性質上、事前情報が重要視されるゆえである。

 出品者が持ち込んだ車両は、資格を有した専門の査定員の手で迅速かつ正確に評価付けがなされ、オークションへと送り出されていくわけである。

 オークションでの落札価格は、オークションの常として市場での需要と供給に大きく左右される一方、あくまで業販価格が前提であることから中古車販売店の店頭価格などよりはかなり安い。

 このように書くと、自分もオークションに参加したいと思う一般ユーザーも出てくるかもしれないが、これらのオークションはあくまで業者が対象であり一般人の参加は認められていない。

 新たにオークションの参加会員になるには、まずは古物商の登録が必要となり、さらに販売店舗を持っていること、保証金を納めることといった厳しい条件が課せられる。

 要するに自家用車を入手するための個人売買レベルのオークションとは根本的に異なっているということである。

 さて、こうしたオークションで気になることに、事故車などの問題のあるクルマが出品されることはないのだろうか? ということがあるかもしれない。

 ここではまず、中古車業界内での事故車の定義から明確にしなければいけない。

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