人口減少の地方都市 中心駅周辺の建物はもはや「高層マンション」が無難なのか

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全国で鉄道駅を核とした拠点作りの構想が行われているが、成功例は数少ない。問題の本質は何だろうか。

鳥取市での事例

赤いマークの位置が旧鳥取市役所の場所(画像:(C)Google)
赤いマークの位置が旧鳥取市役所の場所(画像:(C)Google)

 ただ、駅周辺が人の集まる拠点となり、にぎわいを取り戻すことは一筋縄ではない。

 これまで多い事例は、

・公共施設を駅前に移転する
・公共施設(市役所や図書館など)を駅直結にする

などだ。

 鳥取市は2019年11月、市役所をJR鳥取駅南側へ移転した。元の場所は県庁にも近く、公共施設が集積していたため、住民投票が行われるなど、移転は市民の間で賛否を呼んだ。結果、新たな市役所はイオン鳥取店にも隣接し、利便性は増した。

 一方、旧市役所周辺からはにぎわいが完全に消えた。もともと鳥取駅から旧市役所にかけては、若桜街道商店街や智頭街道商店街があり、にぎわいの中心だった。ただ、鳥取市は人口が少なく、集客力は高くなかった。

 現在、新庁舎周辺にはにぎわいが見られるものの、市街地のほかのエリアでは日中でも歩いている人を見ることは少ない。駅周辺の活性化が果たされているかは疑問だ。

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