アプリ画面に「しんどい」の文字 ドライバーの疲労が分かる、不思議な「ステアリングカバー」とは?
東海理化が開発を進めている、後付け可能な「疲労・眠気検知ステアリングカバー」。その性能を実際に体験してみた。
疲労ピーク「しんどい」の文字が

もし疲労度メーターが振り切った場合はどうなるのか? デモの様子を見せてもらった。
「好調」や「普通」と表示されていた画面上部には「しんどい」の文字が現れ、顔文字も険しい表情へと変化した。その後「休憩しませんか? 少し疲れているようです」というメッセージが、コーヒーカップのイラストともに画面に表示される。
同時に管理者側のスマホには、当該ドライバーの名前とともに管理者側からも休憩を促すよう知らせる通知が届く仕組みとなっている。
ステアリングとスマホの連携はBluetooth接続となっており、1台の車両にさまざまなドライバーが乗る想定で対応可能だ。
東海理化は、過労運転起因の事故低減を目指し、トラックやバスなどの事業所向けに後付け装着可能なアイテムとして販売するべく開発を進めいる。また同時に国土交通省の「運送事業者における自動車事故対策補助金」の認定取得を計画しているという。