道内空港の異端児? 独立独歩でローカルな「札幌丘珠空港」に予約が殺到してるワケ

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北海道エアポートが運営する7空港では、国内需要を喚起するためさまざまな利用促進策を打ち出している。一方、独立独歩ながら人気を博しているローカル空港もある。札幌丘珠空港だ。

国内需要が頼みの綱、各空港で促進策

北海道内を飛び立った旅客機のイメージ(画像:写真AC)
北海道内を飛び立った旅客機のイメージ(画像:写真AC)

 広い北海道には、北海道エアポート(HAP、千歳市)が運営する空港が7か所もある。新千歳空港をはじめ、稚内、釧路、函館、旭川、帯広、女満別の7空港だが、その所在地の各自治体は、 地元客の利用促進を図るため、さまざまな方策を実施している。

 新型コロナウイルス禍で需要が低迷する経営を少しでも後押しし、国内客の需要を掘り起こそうというのが狙いという。

 道内7空港の2021年度の年間旅客数は1170万人で、前年の2020年度より4割ほど増えたが、 両年度ともにコロナ禍の影響をもろに受けていて、 それ以前の2018年度と比べると6割も落ち込んだ計算になる。

 2022年も国際線の再開が見通せないまま、国内の需要だけが頼みという状態だ。

 そこで北海道エアポートは、2022年の目標を2255万人と想定し、なんとか旅行先に北海道を選んでもらいたいとして関係機関と接触している。一方、空港を持つ自治体もこの呼びかけに応えて、 さまざまな利用促進策を打ち出した。

 千歳市は、千歳市民を対象にひとり5000円の航空運賃を補助するほか、千歳、苫小牧市内の宿泊施設の利用者の宿泊費を補助している。苫小牧市も宿泊費の補助や商品券を配付している。