ビーグル犬のバスが街を駆ける! 文京区「Bーぐる」で見つけた、区民に愛される“特典プラス”な日常【連載】町バスに乗って(10)

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運賃100円、1日300円で3ルート乗り放題。2007年開業の文京区コミュニティーバス「Bーぐる」は、特典連動で地域消費も促す。高齢者の足として定着する現場を歩き、その実像を追った。

文京区「Bーぐる」が仕掛ける特典戦略

「Bーぐる」(画像:下関マグロ)
「Bーぐる」(画像:下関マグロ)

 コミュニティーバスに乗ることをライフワークとしている筆者(下関マグロ、フリーライター)は、今回は文京区の「Bーぐる」に乗った。Bーぐるは2007(平成19)年に運行を開始した。千駄木・駒込ルート、目白台・小日向ルートに加え、2021年には本郷・湯島ルートが開設されている。

「Bーぐる」という名称は、一般公募で決まったものだ。読み方は「びーぐる」。文京区の頭文字Bとビーグル犬を組み合わせた名称で、「ぐるっと巡る」という意味も込められている。車体にはビーグル犬のイラストが描かれ、びぃ(雄)とるぅ(雌)の2匹がマスコットとなっている。

 今回も区役所を起点に移動した。筆者は台東区在住で、文京区とは隣接している。台東区コミュニティーバス「東西めぐりん」で千駄木駅停留所まで移動し、不忍通りを渡って団子坂下交差点を過ぎた場所にあるBーぐるの千駄木駅停留所へ向かった。

 まもなくバスが到着し、PASMOで乗車した。運賃は100円。運転手に乗継券を依頼し、受け取った。

 車両は小型のノンステップバスで、運行は日立自動車交通が担う。めぐりんと同じ事業者であるため、車内の雰囲気に違和感はない。車内はほぼ満席で、空いていた一席に座った。千駄木・駒込ルートは六義園や南北線駒込駅を経由し、文京区役所が入る文京シビックセンターに到着した。

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