BYD横浜中央店「閉店」という衝撃! 撤退説を覆す「ヤナセ参入」の背景――販売台数68%増の裏で進む、最強パートナーへのバトンタッチ
BYD横浜中央店が開業わずか1年半で閉鎖。国内80拠点の約9割をカバーするなか、資源配分と収益性重視の調整とみられ、撤退ではなく2026年の新モデル投入に向けた戦略的な動きである。
誰が店を閉めたのか

横浜中央店を運営していたのは、双日の子会社である双日オートグループだ。BYDが
「直接経営」
していたわけではない。この事実は見落とされがちだが、店舗の存続を考える際には欠かせない視点になる。双日オートグループはBMW、ミニ、ボルボなど複数のブランドを扱っており、各店舗の継続は限られた人員や物件をどこに投じるかという経営判断に左右される。
国内のBYDディーラー網は、地域ごとに運営会社が異なる。北海道と沖縄はD&Dホールディングス、東京と栃木はオートバックス系列のバックスeモビリティが担当している。メーカー直営ではなく独立資本が店舗を動かしている以上、閉店の判断権限は流通側が握っている。
資本効率を追求する商社にとって、ある拠点の収益性が他のブランドや事業より低ければ、閉鎖して資源を振り向け直すのは当然の選択だ。BYDオートジャパン側の意向が大きく反映される余地は少ない。横浜中央店の閉店は、日本の流通資本が自らの経営指標に従って資産配分を見直した結果と捉えるのが実態に近い。