「入社2年目で年収600万」 高速バスドライバーが“憧れの職業”に大変身? 大学生も応募するブランド戦略を考える

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WILLER EXPRESSは2025年、販売席数減にもかかわらず乗車率87.5%、平均単価5594円で増収増益を達成。最大の課題はドライバー不足で、国内外の人材育成とブランディングに注力し、2026年までに30人のハイウェイパイロット純増を目指す。

外国人採用偏重と目標達成

WILLER EXPRESS人気車両「リボーン」のシート(画像:菅原康晴)
WILLER EXPRESS人気車両「リボーン」のシート(画像:菅原康晴)

 同社は人材確保の面で、日本国内のハイウェイパイロットのブランディング・育成に加え、2025年2月から外国人ハイウェイパイロットの採用にも着手した。現在、フィリピン人候補生7人、ネパール人候補生4人が内々定しており、インドでの採用活動も進行中である。

 外国人採用で課題となるのは、日本語能力試験N3の試験日が半年に1回しかない点である。これに対し、トラック乗務に必要なN4は試験回数が多く、結果としてトラック業界に人材が流れている。

 同社にとって人材確保は高速バス事業の最重要課題であり、外国人採用の拡大は避けられない側面がある。一方で、国策として外国人採用を進める場合には議論や批判もあり、ハイウェイパイロットのブランド価値への影響が指摘されることもある。

 同社は2026年までにハイウェイパイロット30人の純増(現状比10%増)を目標としている。この目標が外国人頼みに偏らないことが望ましい。

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