南武線「羽田直通」は夢か幻か? 立川市長も熱望、沿線100万人が待ち焦がれるアクセス革命どうなる

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南武線を羽田空港まで直通させれば、西東京エリアからの所要時間を最大20分短縮し、多摩地域の空港アクセス格差を解消できる可能性がある。財政・技術面の課題は大きいが、沿線人口100万人超への経済効果も期待される注目プロジェクトである。

南武線羽田直通の期待

南武線(画像:写真AC)
南武線(画像:写真AC)

 筆者(北村幸太郎、鉄道ジャーナリスト)は前回、「羽田アクセス線「中央線直通」は可能なのか?──都知事が期待、課題を解決する「三つの改良工事」をご存じか」(2025年10月5日配信)という記事を書いた。そのなかで目立った記事への反応は、南武線を京浜地区の貨物線などを活用して羽田空港まで延伸してほしいというものだった。

 立川市の酒井大史市長も、都議会議員時代から南武線の羽田直通を目玉政策として掲げ、自身のYouTubeなどで積極的にPRを続けている。羽田空港の国際化が進むなか、都心と西東京エリアを直結する公共交通の拡充は喫緊の課題である。

 しかし、南武線直通案には技術的なハードルが多く、既存利用者への影響も考慮したルート案の再検討が欠かせない。

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