スバルが「米国消費者」に選ばれる根本理由――大衆車部門ACSI総合1位、安全性・品質・信頼の三本柱を考える
スバル米国法人は2025年のACSI自動車調査で大衆車部門1位を獲得した。総合85点で全6評価項目首位を維持し、66万台の米国販売に支えられた安全・信頼戦略が、競争激化する市場でブランド力の優位性を証明した。
米国SUV市場での存在感

2024年度のスバルの米国販売台数は66万2000台だった。生産台数は34万5000台にとどまる。米国販売は全体の7割を占めるが、生産は全体の4割にも満たず、日本からの輸入に依存している。
米国市場では日本メーカーが販売シェアの約半数を占める。スバルのシェアは
「約4%」
で、3割近いシェアを持つトヨタと比べると軽微だ。しかし、安全性と信頼性によりスバルブランドは一定の支持を獲得している。ブランドは強い存在感を示している。
米国で特に人気のスポーツタイプ多目的車(SUV)では、アウトバックやフォレスターが支持基盤を築いている。派手なモデルではないが、信頼性で選ばれるブランドとして差別化され、一定のポジションを確立している。
特に北東部や山岳地帯など悪路や雪道が多い地域では圧倒的な存在感を持つ。派手な宣伝より実用性がブランドイメージを強固にしている。安心を買うブランドとして、独自のポジションを築いている。