“東京”メトロなのに、車両基地が「神奈川県」にある根本理由

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東京メトロ半蔵門線の車両基地は、沿線に十分な敷地が確保できず神奈川県鷺沼に設置された。6.7万平方メートルの基地は最大180両を収容し、東急田園都市線との相互直通を支える重要拠点となっている。

神奈川に置かれた半蔵門線基地

鷺沼車両基地のある川崎市鷺沼(画像:OpenStreetMap)
鷺沼車両基地のある川崎市鷺沼(画像:OpenStreetMap)

 東急田園都市線の鷺沼駅(神奈川県川崎市)がある鷺沼には、東京メトロ半蔵門線の車両基地・鷺沼車両基地が置かれている。

 車両基地(検車区)は、路線で使用する車両の保管や点検を行う施設である。原則として路線沿線に設置される。例えば銀座線は上野、有楽町線は新木場、千代田線は北綾瀬に基地がある。

 しかし半蔵門線は例外だ。沿線上ではなく、東京都内でもない。神奈川県に基地を設置している。なぜこのような配置になったのか、背景には都市構造と建設事情がある。

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