「オンラインで自動車を買う人」は今後増える? 変化するディーラーの存在感、需要・課題の行方を考える

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コロナ禍を機に加速した自動車のオンライン商談は、いまや10人にひとりが経験し、17.4%が利用意向を示すまでに成長した。“非接触”に加え、“利便性”と“即時性”が消費者を惹きつけている。一方で、利用意向は6%との調査結果も。拡大のカギは、リアルと仮想を融合した体験価値の深化にある。

双方向化する購買接点

岡山ダイハツのAI店長(画像:岡山ダイハツ)
岡山ダイハツのAI店長(画像:岡山ダイハツ)

 まず利便性について見ていく。自動車の購入を検討していても、仕事や育児の都合で店舗に行けない人も多い。中古車の場合、希望する車両が遠方の店舗にあることもある。オンライン商談は、こうした制約を抱える消費者の課題を解決する手段のひとつになっている。

 ウェブ会議システムを使えば、営業担当者と双方向のやり取りが可能だ。実際の商談と大きな違いはない。事前に希望しておけば、実車の映像を通じて外観や内装の状態をリアルタイムで確認できる。購入に関する質問や細かい相談も、その場で自由に行える。こうした環境を自宅など好きな場所で利用できる利便性は大きい。

 次に即時性について見てみる。岡山ダイハツ販売(岡山市)は、AI営業スタッフによるEC販売サービスを提供している。AIチャットボットが24時間365日対応し、ユーザーの自動車購入をサポートする仕組みだ。このAI営業により、ユーザーは

「いつでも」
「ストレスなく」
「必要な情報を即座に得る」

ことができる。その結果、購入体験はより効率的かつ快適になり、オンライン商談でも高い満足度を得られるようになっている。

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