丸ノ内線「不整脈ダイヤ」による混雑はいつ改善されるのか? 中野坂上“11分待ち”の大現実

キーワード :
,
コロナ禍で減便された丸ノ内線は、日中の運転間隔が最大11分まで開き混雑が激化。東京メトロは2026年度をめどに増発を検討中だが、利用実態に即した柔軟なダイヤ調整が不可欠だ。方南町支線の不規則運転解消と池袋直通強化が課題の焦点となっている。

快速運転構想の現実味

丸ノ内線(画像:写真AC)
丸ノ内線(画像:写真AC)

 ほか東京メトロ広報部には、列車ダイヤに関心の高い利用者が気になると考えられる施策について、2点ほど質問を行った。

●銀座線の増発後の運転間隔に関する質問
 銀座線は、増発計画の対象となっている。赤坂見附で丸ノ内線と同一ホームで乗り換えが可能であるため、運転間隔を丸ノ内線に揃える可能性はあるのか。または、表参道で同一ホーム乗換が可能な半蔵門線(5分間隔 = 10分に2本)に対し、銀座線を3分20秒間隔(10分に3本)にするなど、乗換利便を考慮した間隔調整の検討はあるのか。

◎回答
「各路線とも、路線全体のご利用状況に応じた運行計画を策定しており、同一ホームでの乗換利便向上のみを考慮した運転間隔の設定は行っておりません。同一ホームでの乗換利便向上については貴重なご意見として賜りました」

●丸ノ内線の快速運転に関する質問
 都営新宿線では、岩本町駅のような2面3線の構造を活用し、急行運転を実施している。丸ノ内線にも中野坂上駅に追い越し可能な設備がある。とくに中央線と並行する荻窪~四ツ谷間で、快速運転の導入は検討可能ではないか。また、快速運転以外にも、中央線からの利用者シェアを奪うような施策の構想はあるのか。

◎回答
「現在のところ、快速運転の検討は行っておりません」

 今回は、筆者自身も沿線住民として関心を寄せていた丸ノ内線を取り上げた。ほかにも、利用者として「こうあってほしい」と思う点を持っている方は多いはずだ。そうした意見があれば、今後の検討や取材の参考にしたいため、ぜひ筆者のX(旧ツイッター)まで寄せてほしい。

全てのコメントを見る