丸ノ内線「不整脈ダイヤ」による混雑はいつ改善されるのか? 中野坂上“11分待ち”の大現実
コロナ禍で減便された丸ノ内線は、日中の運転間隔が最大11分まで開き混雑が激化。東京メトロは2026年度をめどに増発を検討中だが、利用実態に即した柔軟なダイヤ調整が不可欠だ。方南町支線の不規則運転解消と池袋直通強化が課題の焦点となっている。
JR転移需要の試算視点

まず着手すべきは、丸ノ内線本線の混雑緩和だ。コロナ前は日中に4分間隔で運転していた。少なくともその水準までは戻してほしいところだ。では、いつからどの程度増便されるのか。東京メトロ広報部によれば、
「2026年度中を想定し、ご利用状況を踏まえ日中時間帯の増発を検討しています。(詳細は現在検討中でございます)」
とのことだった。
今後、JR線の運賃値上げによって、相対的に運賃の安い東京メトロに旅客が流れることが予想される。この転移を見越した増発かどうかも尋ねたが、
「お客様のご利用状況を踏まえた計画でございます」
との回答で、JR運賃の影響には触れなかった。ただし、影響が皆無とは考えにくい。
コロナ前の4分間隔は毎時15本に相当する。まずは1本増やし、毎時16本(3分45秒間隔)から始めてみるのが現実的ではないか。毎時16本にすれば、方南町支線との直通本数の調整も行いやすくなる。15分サイクルのダイヤに組み込みやすく、列車間隔のばらつきも抑えられる。