丸ノ内線「不整脈ダイヤ」による混雑はいつ改善されるのか? 中野坂上“11分待ち”の大現実
コロナ禍で減便された丸ノ内線は、日中の運転間隔が最大11分まで開き混雑が激化。東京メトロは2026年度をめどに増発を検討中だが、利用実態に即した柔軟なダイヤ調整が不可欠だ。方南町支線の不規則運転解消と池袋直通強化が課題の焦点となっている。
11分空白が招く大混雑

2026年度を待たずして、方南町支線の運転間隔(5~11分)の改善はできないものか。地下鉄で10分間隔というのはどうか、という声もあるが、実際には1時間に1回、11分も空く時間帯がある。
ある土曜、11分間隔が空いた後に出発した方南町始発の列車が中野坂上に着く様子を見ていた。すると、方南町支線からの乗客でホームが埋め尽くされ、激しい混雑となっていた。
筆者(北村幸太郎、鉄道ジャーナリスト)は2024年まで、方南町支線の中野新橋駅を利用していた。元沿線住民としての実感だが、中野坂上での接続も考慮すれば、不規則に1時間7本よりも、均等な10分間隔で1時間6本の方がむしろ使いやすいのではないか。
中野坂上~池袋間は5分間隔で運転されているため、ダイヤの相性もよくなる。この点について東京メトロ広報部は、
「運転間隔と中野坂上駅での接続は、丸ノ内線全体のご利用状況を踏まえ今後の運行計画を検討していきます」
と回答した。