賛否両論の「電動キックボード」、乗っちゃダメな人の特徴とは? 350km走破の筆者が解説する
電動キックボードの規制緩和を盛り込んだ道交法改正案が閣議決定されたことで、注目の集まる小型の電動モビリティ。新しいジャンルとして定義されようとしている電動モビリティが、どのような人に向いているのか解説する。
大型スーパーでの買い出しには不向き

荷物を持ち運ぶことは可能だが、重量の問題で想定していた距離を完走できない、速度が出ない、坂を上り切れない――といったことが十分に考えられる。
大型スーパーでのまとめ買いには不向きだが、近所のコンビニへ少量の買い物に行く程度や、歩くには遠いラーメン屋や定食屋に行く、通学・通勤に使うなど、荷物が多くない状況での使用を想定するなら十分に向いていると言えるだろう。
条件3:行動パターンが想定できる人
最後に、電動モビリティの使用にあたり、「行動パターン」をある程度想定できる人にお薦めしたい。
走行可能距離をガソリン仕様の原付と比較すると、電動モビリティは同じように走行できるとは限らない。
普段行かないような場所でガス欠ならぬ「電欠」になったり、速度が思ったように出ない状態になったりしてしまうと、ガソリン仕様のように「近くのガソリンスタンドにたどり着けば数分で何とかなる」とはいかないからである。
そうならないためには計画的な運用が必要で、不用意な目的地変更は危険が伴い、場合によっては折りたたんでタクシーで帰るといった事態まで考えられるだろう。
先の例の続きだが、近所のおいしいラーメン屋を探すとか、パン屋さん、カフェなどを探す場合でも、自宅からの距離を意識して、電池残量と帰り道を考えて利用することができるか? という計画的な行動が自分に向いているかどうかを考えてみるとよいだろう。