賛否両論の「電動キックボード」、乗っちゃダメな人の特徴とは? 350km走破の筆者が解説する
電動キックボードの規制緩和を盛り込んだ道交法改正案が閣議決定されたことで、注目の集まる小型の電動モビリティ。新しいジャンルとして定義されようとしている電動モビリティが、どのような人に向いているのか解説する。
電動モビリティは社会に受容されうるか
道交法改正案が国会で可決成立した場合、電動モビリティはさらに新たな課題にも直面するだろう。保険はどうするのか、原付相当のものとどう見分けるのか、といった情報はまだ知らされていない。
これらに対して今後、どのような見解が示されていくのかが注目のポイントだ。
モビリティの多様化によって、ラストワンマイルの利便性向上や、地域の活性化などを目標として、電動モビリティは今まさに実証実験・法改正のさなかにある。
とりわけ電動キックボードをはじめとする小型の電動モビリティは、新しい乗り物であるがゆえに、自分の生活スタイルに合っているのかどうかを十分に考慮する必要がある。
また、スクーターより手軽に乗ることができるイメージが小型の電動モビリティの魅力だが、半面、裏目に出ている部分が社会問題にもなっている。
今後の規制緩和がいつどのように適用されていくのか、社会に受容されるためのルール整備などと併せて注目していきたい。