創業者は「トヨダ」なのに なぜ企業名は「トヨタ」なのか?

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豊田式織機製作所から独立する形で誕生したトヨタ自動車工業。発足当時は「工業」という文字が社名に入っていた。

自動車産業をめぐる構造変化

CASE”がもたらすクルマの新たな社会的価値と将来のモビリティ社会像(画像:経済産業省)
CASE”がもたらすクルマの新たな社会的価値と将来のモビリティ社会像(画像:経済産業省)

 しかし、長年にわたって世界の自動車業界をリードしてきたトヨタだが、現在の自動車業界は「CASE(ケース)」への変革を迫られている。

 CASEとは、

・Connected:コネクテッド
・Autonomous:自動運転
・Shared & Service:シェアリング・サービス
・Electric:電動化

の頭文字をもとにした造語で、次世代の自動車に欠かせないものだ。

 こうした変化に対応するべく、このほどトヨタは静岡県裾野市の一帯に実験都市「ウーブンシティ」を造成。同所で、自動運転を含めた次世代自動車の試験を実施する。

 ウーブンシティは、単なるトヨタのテストコースという位置付けにとどまらない。人間が暮らす生活空間と自動車との関係や新しい都市を築く試みでもある。

 豊田喜一郎がアメリカで自動車が走る光景に感銘を受けてから一世紀が経過した。今後の自動車を取り巻く環境は不透明とも言われており、世界のトヨタでも技術開発や先進的な取り組みを怠れば後発メーカーに抜き去られるだろう。

 それだけにリーディングカンパニー・トヨタが自動車業界やそれを取り巻く社会に対して、どんな新規軸を打ち出すのか? その動向に注目が集まる。

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