転生したら「トヨタ クラウン」だった件
トヨタ・クラウンは1955年の誕生以来、技術革新とデザインで日本の高級車市場を牽引してきた。16代目となる現代のクラウンは、国内販売の減少を受けて再び世界市場への挑戦を始め、注目の的となっている。その進化の歴史とともに、クラウンがどのように新たなステージに挑むのか、今後の展開に期待が高まる。
自慢2「圧倒的な存在感とデザイン」

クラウン一族は、日本国内において圧倒的な存在感を示してきた。また、フロントグリルは、エンブレムとともに圧倒的な存在感の象徴として、「クラウンとは」を語ってきたといっていい。
インパクトのあるフロントグリルは2代目(1962年)からはじまり、車両全体のデザインと相まって大きさや形を変えてきたが、14代目(2012年)で極みまでたどり着いた。14代目のアグレッシブな思い切ったデザインは、発売当時は賛否両論が渦巻いた(どちらかといえば、批判的な意見が多かったような……)。
しかし、今になって冷静に振り返ってみると、14代目もしっかりとクラウンを体現していたように思える。ちょっと残念なのは、16代目の吾輩が、確かに現代的であるがインパクトに欠けるところだ。車にあまり興味のない人が見ると、カローラをひと回り大きくしただけに感じるのではないだろうか。
また、レクサスのフロントグリルをみると、お家芸を奪われた気がしてならない。