「JR東海批判」元国交相のSNS炎上! 新幹線の炭酸水160円「二度と買わない」発言は正しかった? 利用者の意識を考える
赤羽一嘉議員が新幹線車内販売の価格に批判を示した一方、価格設定には鉄道業界の経営判断や国際的な動向が反映されている。消費者心理を理解しつつ、価格に対する認識のギャップを縮めることが、今後の建設的な議論につながるだろう。
価格設定の背景とビジネスモデル

元国土交通相の赤羽一嘉衆議院議員が、新幹線の車内販売についてX(旧ツイッター)に投稿し、その後謝罪することになった。赤羽氏は「のぞみ」で炭酸水を注文した際、通常の「1.5倍以上の160円」という価格と、さらに300mlというミニサイズに不満を持った。
その上で
「酷いな~ 二度と買うことはないでしょう」
と批判した。この発言はインターネット上で物議を呼び、多くの反応を引き起こした。
では、新幹線の車内販売の価格は本当に「酷い」と言えるのか。本記事では、価格設定の合理性、サービスの成り立ち、比較対象の適正さ、そして交通インフラにおけるビジネスモデルの観点から、赤羽氏の発言が妥当かどうかを検証する。