あなたの“鉄道愛”は本物？ 「成熟した鉄道オタク」と「未熟な鉄道オタク」を見分ける6つのポイントとは

ポイント3「「好き」の押し付けをしないか」

　鉄道趣味は多様であり、ファンの関心もそれぞれ異なる。車両の形式に詳しい人もいれば、路線図やダイヤ編成に興味を持つ人もいる。鉄道の歴史を研究する人、駅弁を楽しむ人、鉄道旅行をライフワークとする人など、楽しみ方は無限に広がっている。

　成熟した鉄道オタクは、自分の趣味がその多様性の一部であることを理解し、他人に押し付けることはしない。

「この車両を好きじゃないなんて信じられない」
「この鉄道の歴史を知らないなんてにわかだ」

といった排他的な発言はせず、異なる視点を持つ鉄道オタクとの交流を楽しみながら知識を深めようとする姿勢を持つ。

　一方、未熟な鉄道オタクは「自分の好きなものこそが鉄道趣味の正解だ」と考えがちだ。

「この形式の車両が一番かっこいいに決まってる」
「国鉄時代こそ至高」

といった断定的ないい方をし、自分の価値観を押し付ける傾向がある。さらに、自分と異なる趣味嗜好を持つ人を攻撃したり、優位に立とうとしたりする行動も未熟さの表れといえる。