日産R34 GT-Rも! 25年ルール経過で高騰する「国産旧車」 日産&トヨタも熱視線、蘇る名車の魅力とは?

キーワード :
,
2025年1月、東京オートサロンにて、日産とトヨタが旧車のレストア事業を披露。特に「R34 GT-R」や「AE86」の復元作業は、最新技術を駆使し、新車同様の品質で蘇らせる。高まる世界的な旧車需要とともに、日本製旧車のレストア市場は急成長中。

30年以上の歴史を超えたAE86の再生

あAE86のホワイトボディ(画像:AUTO SALON)
あAE86のホワイトボディ(画像:AUTO SALON)

 レストアとは、車などの大規模な修復作業を指し、特に旧車は長年の経年劣化や破損により、レストアが必要となることが多い。レストア自体は専門の自動車修理工場で行われるが、今回、日産とトヨタが展示したレストアサービスはその規模と品質が大きく異なる。

 日産系では、日産サービスセンターが手がける「日産リビルドパッケージ」を受けたR34 GTーRが展示された。この車両のレストアは、ほぼすべての部品を分解修理する徹底的な作業で、特に車の骨格を構成するシャシーには歪みや腐食、サビなどが見られるが、リビルドパッケージではシャシーの修復やパネルの再作成、再塗装など、新車並みの品質で修復される。

 さらに、内外装部品やエンジンも交換され、大規模なレストアを施されることで、20年以上経過した旧車が完璧な状態に蘇る。費用は数百万円に上るが、GTーRファンにとってはその費用に見合う価値があるだろう。

 トヨタ系では、アフターパーツやレースパーツを手がける「TOM′S」が提供する「TOM′Sクラシック」が展開され、オートサロンには同サービスで修復されたAE86のホワイトボディが展示された。AE86は30年以上の経年劣化で状態が悪いものが多いが、TOM′Sクラシックによるレストアで新車同様に仕上げられた。また、オリジナルのボディにスポット溶接を増加させるなど、見えない部分に補強を施し、オリジナルを尊重しながらも性能向上を目指している点が特筆すべきところだ。

 ホンダも「リフレッシュプラン」というレストアサービスを展開しており、特にアルミモノコックボディを持つスポーツカー「NSX」のフルレストアを提供しているが、今回は展示されなかった。

全てのコメントを見る