彼氏が「公道カート」で爆走していました(汗) しかもインバウンドより大はしゃぎ……片手を上げて「イェーイ!」って……いろいろと大丈夫でしょうか?
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公道カートは、観光客に新たな体験を提供する一方で、日本の道路事情やインバウンドの運転マナーによる課題も浮き彫りにしている。2012年から本格運用が始まり、SNS映えするアクティビティとして人気を集めるも、交通混乱や安全性に対する懸念が高まっている。観光業の新たな魅力としての可能性と地域との調和を図るため、業界と地域社会の連携が急務だ。
公道カートの課題解決策

冒頭の仮シチュエーションに戻り、なぜ彼氏があれほどはしゃいでいたのか。それは、公道カートが提供する
「非日常感」
にほかならない。普段の生活では味わえない解放感やスリルが、彼のなかにある子どものような無邪気さを引き出したのだろう。
この非日常感が観光客にとっては楽しい体験であっても、地元住民にとっては迷惑でしかない場合がある。モビリティ観光が「楽しい」と「迷惑」の間で揺れ動く現状は、まさにこの問題を象徴している。
公道カートを観光産業の一翼として存続させるためには、いくつかの課題解決が求められる。まず、インバウンドに対する教育を徹底する必要がある。現在の30分程度の講習では不十分であり、実技を含む1時間以上のトレーニングを義務付けるべきだろう。
次に、走行ルートの制限が重要だ。住宅街や通学路を避け、観光地周辺に限定したルート設定が求められる。このような対策を取ることで、地元住民との摩擦を減らすことができる。
また、技術の導入も不可欠である。カートにGPSを搭載し、危険エリアへの進入を防ぐシステムを導入することが望ましい。さらに、先導車の役割を強化し、利用者の安全を確保する仕組みを整えることが重要だ。