自転車「二人乗り」は違法! でも子どもを乗せる場合は「三人乗り」までOK! いったいなぜなのか?

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自転車産業の成長が続くなか、2009年の三人乗り合法化は、子育て世帯の移動手段として大きな転機を迎えた。特に「幼児2人同乗用自転車」の需要増加が市場拡大を後押し。保育園送迎の実態や、電動アシスト自転車の普及が新たな経済動向を生んでいる。

市場を動かす幼児同乗モデル

 自転車は私たちの日常生活に欠かせない移動手段であり、もしかすると、

「大人のふたり乗りはダメで、子どもを乗せる場合は三人乗りまでOKなのはずるい」

と感じる人もいるかもしれない。しかし、大人はそれぞれ自転車を運転でき、他の移動手段を選択することができるのに対し、まだひとりで自転車を運転できない子どもは、移動手段が限られ、親の付き添いも必要となるため、選択肢が大幅に狭まる。

 さらに、大人のふたり乗りは重さやバランスの問題で運転が難しくなるため、三人乗りが認められた背景には、こうした実情があると考えられる。

 三人乗りの合法化は、経済の活性化にも大きな影響を与えた出来事だ。ふたりの幼い子どもがいる世帯でも、自転車を利用して買い物に行きやすくなり、「幼児2人同乗用自転車」の売り上げを押し上げる一因となった。

 今後も、子育て世帯の生活を考慮した制度改正に期待が高まる。

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