最大36万円補助も! 首都圏外からの「遠距離通勤」あり?なし? 家庭事情などで選ぶ、持続可能な働き方の選択肢とは
東京都内外から遠距離通勤する人々への自治体支援が増加中。栃木市や佐野市、静岡県富士宮市など、各地域が移住促進や通勤負担軽減を目的に金銭的な支援を行っている。例えば、栃木市では最大36万円、佐野市では最大18万円の補助を提供し、長時間の通勤に対する実質的な収入増を実現している。
年数万円の収入が魅力的

どの自治体でも、対象者は
「暴力団員」
でなく、市区町村税を滞納していないことが条件となっている。
自治体による通勤サポートのお金は支払い期間が限られており、移住を促すほどのものではないかもしれない。それでも、年に数万円の収入が、短期間であっても入ってくるのは大きなメリットだろう。
家庭の事情や教育方針など、首都圏に暮らせない・暮らさない理由は人それぞれだが、長い通勤時間にメリットを見いだせるのは魅力的だ。