後部座席のシートベルト、なぜ着けない? 高速道路の致死率「20倍」という圧倒的リアリティ、もはやAIカメラ導入しかないのか
後席シートベルトの着用率が全国平均で約44%に留まり、高速道路では78.7%、一般道路では43.7%と大きな差がある現状。JAFの調査では、違反罰則強化が最も効果的とされ、英国ではAIカメラによる取り締まりが実施され、効果を上げている。しかし、プライバシーの懸念も残るなか、日本でも同様の技術導入が議論されている。安全性向上とプライバシー問題のバランスが問われる時代だ。
後席でシートベルトをしない理由

後席の人々が一般道でシートベルトを着用しない理由はなにか。
少し前のアンケートになるが、JAFが2016年2月に全国の18歳以上のユーザー3000人を対象に調査したところ、トップ3が
・シートベルトが使いにくいから:29.8%
・高速道路を走行する時だけ着用しているから:27.6%
・何も考えていないから(着用しないことが習慣化しているから):22.2%
といった回答だった。シートベルトの使いにくいことに対する不満は、
・バックルの形が悪く、装着しにくい
・シートベルトを着用すると締め付け感覚が強く窮屈に感じる
・装着が面倒
が多かった。
・隣席のバックルと間違いやすい
も次に続いた。どのようにすれば着用率が向上すると思うかという質問に対しては
・違反罰則の強化(罰金も減点もなしなので):50.9%
・シートベルト装着時の快適さ向上:49.2%
このふたつが圧倒的に多かった。