知らぬ間に「新幹線そのもの」がインバウンドの観光名所に! 熱狂の理由とは?

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訪日インバウンド客数は急増し、SNSでの情報拡散により「新幹線」が観光名所に。新幹線の定時運行や清潔さ、車内静粛性などが「日本文化」として評価される一方、オーバーツーリズムによる公共交通への影響やマナー問題も浮き彫りに。観光業の発展に伴い、さらなる対策が求められる。

高速走行と快適設備

新幹線(画像:写真AC)
新幹線(画像:写真AC)

 車内が常に清潔に保たれ、ゴミが散乱していないことや、整然とした雰囲気も日本的だと感じられるようだ。停車中の短時間(1車両7分間)で、ピンクや青の制服を着た清掃員「ドレッサー」が驚くほど素早く手際よく清掃を行う様子は、

「7分間の奇跡」
「新幹線劇場」

と呼ばれ、多くのインバウンドがホームからその様子を見て感心している。この清掃の様子は過去にCNNで取り上げられ、ハーバード大学の経営学の教材にもなったことがある。

 もちろん、高速の乗車体験を楽しみにしている人も多いが、時速300km前後のスピードにもかかわらず、スムーズで揺れが少ない技術に驚くインバウンドも多い。設備面では、

・座席の座り心地
・リクライニング機能
・コンセント
・読書灯
・広いレッグスペース
・調整可能なフットレスト(グリーン車など一部の車両にある設備)

などが素晴らしいとSNSで称賛されている。また、座席の壁にある多目的フック(爪が出てコートなどを掛けることができる)にも注目が集まっている。

 車内が静かで秩序が保たれていることも、日本らしさの一部と見なされている。新幹線はビジネス利用も多く、車内で仕事をしたり、睡眠をとったりする人が多いため、大声で騒がないように家族連れも配慮している。このような静けさは、インバウンドから見ると日本のイメージにぴったりだと感じられるようだ。また、新幹線に乗車する際に整然と順番を守って待っている様子も、日本人らしいと評されている。

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