青春18きっぷ「改変」ネットで批判殺到も、「3日間用」登場はむしろ“朗報”だ!
JRの「青春18きっぷ」が冬にリニューアルされる。これにより、2410円で1日乗り放題となり、利便性が向上する。ただし、複数人での利用はできなくなる。新たに登場する3日間用は1万円で、短期旅行のハードルを下げる。旅行プランの例を紹介し、気軽に移動しながら観光を楽しむ旅の魅力を提案する。賛否はあるが、まずは3日間用を試してみるのもよいだろう。
ネットで賛否両論
JRが誇るロングセラー商品の「青春18きっぷ」がこの冬にリニューアルされることが発表された。このきっぷは、若者に限らずだれでも、JRの普通列車に丸1日乗り放題が2410円からかなう、お得で自由度の高いきっぷである。
愛好者が多いだけに、このリニューアルへの反響は大きく、ネット記事には賛否両論のコメントが殺到している。変更点は次のとおりだ。
・自動改札機が利用可能へ
・複数人での利用は不可へ
・連日利用のみ可能へ
・5日間用に加え、3日間用が登場
これまで、青春18きっぷは1日の使い始めにきっぷに日付のスタンプを押してもらい、その後の出入りは窓口で駅員に確認してもらうシステムだった。
大きな駅では、無人の改札口もあるため有人の改札口を探す必要があり、駅員に対応してもらうために順番待ちをするなど、時間と手間がかかっていた。自動改札機導入でだいぶ便利になるし、心理的な負担も減る。
ただそれにより、複数人で
「5日分を分け合う」
といったことができなくなった。
「連日利用のみ」
になったことも使い勝手を悪くさせるといわれている。
それも理解できるのだが、3日間用の登場は“朗報”ではないか。人によっては5日分を持て余してしまうこともあったからだ。