中東の航空会社がこぞって「欧州サッカーチーム」のスポンサーになっている根本理由

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中東の航空会社は、欧州サッカー界への影響を急速に拡大している。エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空などが名門クラブと提携し、金銭的支援だけでなく、観光促進などさまざまなメリットを享受している。アーセナルやマンチェスター・シティへの支援を通じて、これらの航空会社はグローバルブランド戦略を強化している。一方で、予期せぬリスクも浮き彫りになっており、スポンサーシップの重要性は今後ますます高まるだろう。

スタジアム命名権もクラブの収入源

カタール航空のエアバスA380(画像:Bahnfrend)
カタール航空のエアバスA380(画像:Bahnfrend)

 選手の移籍金や給与で膨大な金額が動く欧州のサッカークラブにとって、中東の航空会社からの巨額なスポンサー料は重要な財源となっている。

 特にアトレティコ・マドリードにとって、リヤド航空からのスポンサー料は大きな意味を持つ。同クラブは2019年に新スタジアム「メトロポリターノ」を開設し、中国企業とのスポンサー契約の不振も影響して、バルセロナやレアル・マドリードと比較して資金面で不利な立場にあった。

 しかし、2024年にはリヤド航空からの大規模なスポンサー料が後押しとなり、アルゼンチン代表のフリアン・アルバレス選手やイングランド代表のコナー・ギャラガー選手を獲得するなど、大型補強に成功した。

 また、イングランドやスペインの多くのクラブではスタジアムを自ら所有しているため、ネーミングライツによる収益もクラブの収入となる。このため、アーセナルやマンチェスター・シティはユニホームスポンサーだけでなく、スタジアムの命名権からも収益を上げている。

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