「ステランティス」14ブランドの未来どうなる? CEO退任で進む統廃合、ジープ&プジョーの行方とは
ステランティスのCEOカルロス・タバレス氏が2026年に退任を発表した。これにともない、14ブランドの統廃合が進んでおり、ブランド再編が迫っている。フィアットやプジョーが生き残りのカギを握る中、ジープは年間150万台の生産を目指している。今後は電動化と競争力の強化が焦点となる。
リープモーターとの提携

忘れてはいけないのは、ステランティスと提携関係にある零ホウ(足へんに包)汽車(リープモーター)の存在だ。ステランティスは2023年10月にリープモーターの株式21%を取得し、資本提携を結んでいる。
EV分野で急成長しているリープモーターは、パリモーターショー2024で世界初公開のCセグメント電動スポーツタイプ多目的車(SUV)「B10」を含む4車種を出品した。B10の中国での販売価格は1万4110ドル(約212万円)で、非常に競争力がある。将来的にはステランティスのポーランド・ティヒ工場で生産される計画で、欧州市場での販売拡大が期待されているモデルだ。
両社の協業は、単なる技術提携にとどまらず、両社のノウハウを融合させることで新しい市場を開拓し、より革新的な製品を生み出す化学変化をもたらすことが期待されている。