「ステランティス」14ブランドの未来どうなる? CEO退任で進む統廃合、ジープ&プジョーの行方とは
ステランティスのCEOカルロス・タバレス氏が2026年に退任を発表した。これにともない、14ブランドの統廃合が進んでおり、ブランド再編が迫っている。フィアットやプジョーが生き残りのカギを握る中、ジープは年間150万台の生産を目指している。今後は電動化と競争力の強化が焦点となる。
生き残るブランドはどれか
ステランティスが発足した2021年以降、14ブランドが効率的に運用されているかは疑問であり、今後も存続できるかは不透明な状況だ。
ステランティスは各ブランドの業績や市場でのポジションを再評価し、生き残りをかけたブランド再編を進めると考えられるが、創業家との兼ね合いからフィアット本体とプジョーは残さざるを得ないだろう。
また、ステランティスの収益を支えるジープやラムも、今後グローバルで強化されるブランドと考えられており、これら四つのブランドはコアブランドとして残る可能性が高い。
残る10ブランドについては、販売が低迷しているブランドを中心に統廃合の検討が進められるだろう。GMから買い取った2ブランドを手放すのは比較的容易だと考えられ、ブランドの統廃合は完全な廃止か、中国メーカーなどへの売却のいずれかで進められるだろう。
過去にも、英国ブランドのロータスやMGが中国メーカーに売却された例があるが、譲渡されたブランドが次世代EV市場に対応する形で存続する道は残されている。