車高UPで安全性どうなる? オフロード愛好者以外も知っておきたい「リフトアップ」カスタムの楽しさとは
リフトアップとは、車高を上げて走行性能を向上させるカスタマイズのこと。日本では20代(29.0%)を中心にドレスアップ目的でも人気がある。車検基準をクリアし、安全に楽しむためには専門店の利用が推奨される。
近年増加の理由

リフトアップ車両が都会でも見られる理由は、リフトアップのもうひとつの目的に隠されている。実は1980年代以降、リフトアップが普及していった背景には
「ドレスアップ」
が関係していた。スポーツ車やVIP車が車高を落としてドレスアップするのと同じように、スポーツタイプ多目的車(SUV)や軽トラックなどをリフトアップして愛車をかっこよく仕上げようというわけである。
ホンダアクセスが2022年5月に実施した「クルマのカスタマイズに関する調査2022」によれば、“これまでにおこなったことがあるクルマのカスタマイズのタイプ”として、「オフロード系」が18.7%を占めた。特に
・20代:29.0%
・30代:23.9%
と高い割合にのぼっており、若年層はワイルドさを演出するようなカスタマイズに関心を寄せていることがわかる。
たしかに、リフトアップにより車両の全高が上がった車両はノーマルに比べて大きく見え、存在感が増している。タイヤの大径化やオーバーフェンダーの装着などと合わせると、さらに効果は大きく、威圧感さえ感じるいかつさだ。近年、クルマのデザインの方向性としていわゆる「いかつい」顔をもつ車種が増加している点を考えると、ドレスアップの方向性として受け入れられることも納得がいく。
反対に、ジムニーなどの軽自動車にリフトアップのカスタマイズを施すと、「かわいい」という別方向のイメージを作り出すことも可能だ。「チョロQ」のようなデフォルメの効いたデザインは愛らしさを演出するのである。