「停車前に立たないで」 バスドライバーを精神的に苦しめる“乗客転倒事故”の危険性、解決策はあるのか【連載】ホンネだらけの公共交通論(12)

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バスの乗客転落事故は深刻な問題だ。ドライバーにとって再び大きなストレス要因となっている。これをどう解決すべきか。

新技術の普及促進

路線バス(画像:写真AC)
路線バス(画像:写真AC)

 全国のバス事業の99.6%が赤字である今、鉄道駅のバリアフリー運賃のように、

・バス車両のバリアフリー化、ユニバーサルデザイン化を目的に運賃を徴収する方法
・目的別の交通税の取得

も検討してもよいだろう。もちろん、ドライバーの給料を増やし、離職率を下げ、労働力を安定させ、運営を維持するための徴収もあり得る。

 前述したフルフラットの電気バスであれば、

・自動的な運転支援
・段差のない車内
・走行時のエコロジー推進

など、さまざまなメリットがある。そこに、転倒防止用の床材を追加すれば、安全性も高まるわけだ。

 バスの初期費用は、10倍作れば半分になる。現在の路線バスはノンステップバスやワンステップバスと呼ばれているが、乗客はその危険性を認識する必要がある。エンジン車は電動車より部品点数が3倍多い。ドライバーや整備車両への負担も増える。

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