総距離わずか50km 「外環道」はなぜ多くの人を魅了してやまないのか?

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外環道の交通量は比較的多く、2024年3月時点で1日あたり約22万2000台となっている。その魅力とは何か。

迂回路としても利用可能

外環道の三郷JCT(画像:写真AC)
外環道の三郷JCT(画像:写真AC)

 外環道は接続が多いことから、迂回路として非常に便利である。私も何度か利用したことがあるが、助かることもあった。

 迂回は、主に首都高の渋滞を避けるために使うことができる。首都高は基本的に各路線とも交通量が多く、交通集中による自然渋滞が頻繁に発生する。また、事故や故障車による突然の渋滞や通行止めも起こりうる。

 そのような場合、外環道を利用すればスムーズに迂回することができる。環状線であるため、首都高を直接利用するよりも都心からの距離がロスすることが多いが、基本的に片側2車線であり、車線幅も首都高よりも広いため走りやすい。そのため、あえて外環道を優先するドライバーもいる。

唯一のPAにある特徴

外環道の新倉PAの位置(画像:OpenStreetMap)
外環道の新倉PAの位置(画像:OpenStreetMap)

 外環道には、休憩ポイントとなるサービスエリア、パーキングエリア(PA)が全線で1か所しかない。それが、和光北インターチェンジに併設された新倉PA(埼玉県和光市)だ。その重要度は高い。

 PAは内回り・外回り共用となっており、トイレや自動販売機のほか、24時間営業のローソンが併設されている。そして最大の特徴は、駐車場が内回り・外回り共用で、内回りと外回りを隔てる壁やポールがなく、Uターンが可能なことだ。

 これは日本では珍しい仕様である。通常の走行ではUターンする機会は少ないかもしれないが、例えば道を間違えてしまった場合や、単にドライブ目的で駐車場を利用している場合などには機会がある。

 さらに、新倉PAの敷地は外環道の本線下にある。そのため、多少の雨や雪は避けられるので、悪天候時の利用にも便利だ。

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