子育て世帯に最適なクルマとは? 「ミニバン買おう」「やっぱり軽自動車」より遥かに大事なことがあるんです

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子育て世帯でも、子どもの年齢によって車の使い方はかなり違う。その成長に合わせた車選びが大切だ。

子育て世帯のためのマイカー戦略

子育て世帯の自動車イメージ(画像:写真AC)
子育て世帯の自動車イメージ(画像:写真AC)

 車は購入時だけにお金がかかるものではない。ローンのほか、ガソリン代、タイヤ交換代、車検代、車検時に支払う自動車重量税、毎年の自動車税、自動車保険料など、購入後も無視できない出費が続く。

 これらの支払額の多くは同じではなく、エコカー減税や車の排気量、軽自動車かどうかなどの要素によって変わってくる。一般的に排気量や車体が大きくなるほど支払う税金は高くなるし、タイヤ交換にしてもサイズが大きくなるため高額になる。車は“買って終わり”ではないので、購入時には年間の維持費を想定しておくと安心だ。

 さまざまな維持費のなかでも、車検は特に高額だ。また、車の購入時期は、子どもの入学や進学の時期と重ならないように、計画的にタイミングを見計らうと家計への負担を減らすことができる。

 子どもの成長とともに教育費も増えていく。価格や維持費を考えずに欲しい車を買うことができれば誰も困らないが、それができる人は多くない。

 いつまでに支払いを終えるのがベストかを考えながら現実的なマイカーローンを組み、毎年の自動車税や維持費を無理なく支払える車種を選ぶことは、子育て世帯にとって必要な考え方といえる。

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