ソウルの月額約7000円「電車・バス乗り放題カード」コスパ最高! 韓国のスピード感にはいつもビックリです

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月額約7000円でソウル市内の電車や深夜バスを含む路線バス、市バスが乗り放題になる「気候同行カード」が誕生した。その狙いと魅力とは。

韓国での反響

ソウルの街並み(画像:写真AC)
ソウルの街並み(画像:写真AC)

 気候同行カードを利用して公共交通を利用する市民の数は増加の一途をたどっている。1月23日の発売開始以来、合計46万枚のカードが販売され、同カードを利用して公共交通を一度でも利用した人の数は、30日間で

「34万6000人」(韓国の人口は日本の約4割)

に達した。

 ソウル市の予想を上回る売れ行きで、一時は実物のカードが売り切れたこともあった。また、電車やバスに気兼ねなく乗れるため、交通費を気にせずフットワークが軽くなり、経済活動にも好影響を与えている。

 ベッドタウンからソウルに通勤する人も多いため、ソウルや仁川近郊の交通機関との連携を望む声も少なくない。そもそも、自家用車を使ってソウルに通勤しているのはベッドタウンの人たちだからだ。彼らの自家用車利用を減らすことが本来の目的でもある。

 一刻も早く日本にも導入してほしいと思うが、さまざまな民間企業が運営する日本の公共交通において、このようなシステムを導入するのはかなり困難であることは想像がつく。

 韓国もドイツも前述のような料金システムを導入しており、政府や地方自治体は発生した損失を補償する予定だ。両国ともまだ試験段階だが、環境のため、そして物価上昇に対する人々の負担を軽減するために行っている。

 最初からすべてを完璧に準備するのではなく、軌道修正しながら前進していく姿勢は、事前準備に熱心な日本がこれまで以上に取り入れるべきものではないか。

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