フォーミュラカーレース人気復活なるか? 今月開催「EV界のF1」に寄せられる大きな期待

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フォーミュラE世界選手権が東京・有明で初開催される。大都市のシティツーリズムが叫ばれるなか、「新しい都市型エンターテインメント」としても注目を集めている。

F1複数開催、難しき実情

鈴鹿サーキット(画像:写真AC)
鈴鹿サーキット(画像:写真AC)

 F1は基本的に1か国1開催であり、現在、三重県の鈴鹿サーキットで日本GPを開催していることから、大阪のF1誘致は

「鈴鹿サーキットでの開催を奪う可能性」

があり、モータースポーツファンから反対意見が噴出した。

 結局のところ、2月2日に今後5年間の日本GPを鈴鹿サーキットで開催することが発表され、大阪での開催実現は難しくなっている。この発表以降、鈴鹿との2か所での開催を目指すというニュアンスも伝わってきている。

 2024年のF1開催国を見ると、日本以外にも中国やシンガポール、アブダビ、カタール、バーレーン、サウジアラビアで開催され、全24戦中7戦、1/3弱をアジアや中東の国が占めている。1か国1開催といっても、

・米国:3か所
・イタリア:2か所

開催される予定で、複数開催が全くないわけではない。しかし、経済成長著しい新興国での誘致活動が活発化するなか、欧米のモータースポーツ主要国以外での複数開催は難しいといえる。

 また、新興国の誘致合戦によって開催権料が高騰しており、大阪の複数開催誘致でより高騰を助長するのではないかという懸念も出ている。モータースポーツファンの関心ごとは、大阪の誘致活動により鈴鹿での開催になにかしらの負担が増え、開催を脅かすことだけは避けてほしいということだ。

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