進化する洗車業界! 現在「洗車機」「洗車用品」のサブスク化が進む根本理由
消費者が必要なときに必要なだけ洗車機を利用できる、洗車機のサブスクリプションサービスが人気を集めている。その背景にあるものとは。
サブスク市場「1兆円」突破間近

近年、消費者の利便性追求のもと、様々なサービスのサブスクリプション化が進んでいる。
矢野経済研究所の調査レポートによると、消費者(BtoC)向けサブスクリプションサービス(定期宅配サービスを除く)の国内市場規模は、2023年に前年比5.2%増の9430億3,000万円になると予測されている。さらに今後も拡大し、2025年には“1兆円”を超えると予測される。
そんななか、
「洗車」
のサブスクリプションサービスが注目を集めている。このサービスは、消費者が必要なときに必要なだけ洗車機を利用できる新しい形の洗車サービスである。ユーザーも増加傾向にある。
実際、スマートフォンアプリでセルフ洗車機を月に何度でも利用できる定額制サービス「ウォッシュパス」の利用店舗数は、2023年6月までに150店舗を超えている。
そこで本稿では、洗車サブスクリプションサービスの背景や人気の理由、今後の展望などについて詳しく解説する。