元海上自衛官が解説! 「無人軍艦」が全く実用化されない理由 技術的問題ないのになぜか
無人軍艦は全く実用化されていないし、普及していない。技術的な困難はないにもかかわらず、なぜなのだろうか。
最適な解決策

これらが、無人軍艦が遅れている理由である。
では、この問題は今後どのように解決されていくのだろうか。当面は、最小限の乗員で問題を解決するだろう。それにより発生する社会的な問題を回避する方法である。必要に応じて適切な人数を乗船させる方法だ。例えば、
・港と作戦海面の往復は3人で済ます
・海上封鎖をするなら臨検要員を含めて12人にする
・本格的な戦闘局面になれば人的被害回避のために乗員を引き上げて無人にする
といった形である。これが最適な問題解決方法で、無人化に関連する問題を解決できる。また、容易に実現できるし、コスト負担も最小限に抑えられる。
ちなみに、これはすでに無人商船に進めている。国際海事機関(IMO)は、無人商船の法的環境整備に取り組んでいる。対象となる無人船には、船員が乗船する自律型商船と、遠隔操作商船が含まれている。