コインパーキング革命? 地域防犯にも貢献する「フラップレス式」とは何か、利用者・運営者ともにメリットな“一石二鳥”の新潮流とは

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近年、コインパーキングの新しい形態が増えている。その名も「フラップレス式」。利用者はスムーズに出入りでき、車高の低いクルマでも楽に駐車できる。

利用者と運営双方にメリット

以前からあるコインパーキングのフラップ板(画像:写真AC)
以前からあるコインパーキングのフラップ板(画像:写真AC)

 これまで一般的だったコインパーキングは、「フラップ式」「ゲート式」「チケット前払い式」といった三つのシステムが広く利用されてきた。

 フラップ式は、各駐車スペースに「フラップ板」が装着され、一方でゲート式は出入口にゲートが設置されている。そして、チケット前払い式は、事前にチケットを購入してから駐車する形態を取る。それぞれが独自の特徴を持っている。

 しかしながら、近年では新たな形態のコインパーキングが増加している。その名も「フラップレス式(ロックレス式)」。フラップ板が存在しないため、利用者の出入りがスムーズで、車高の低いクルマでも簡単に駐車が可能できるのだ。

 この新しい形態は、利用者にとって便利さが増すだけでなく、運営側にもメリットがある。不正利用への対策が強化されているといわれており、その仕組みや可能性について詳しく解説する。

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