リニア新幹線工事 川勝知事の発言がどんなに奇異でも、早期着工を目指すべきでない理由

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リニア中央新幹線の開業時期が不透明になってきた。2023年12月、JR東海は開業時期を「2027年」から「2027年以降」に変更することを決定し、国土交通省の認可を得た。公共事業を実施するにあたっては、反対派の声にも耳を傾け、それがどんなに奇矯なものであっても説得する努力が不可欠である。

残るべきは遺恨ではなく理解

リニア中央新幹線(画像:写真AC)
リニア中央新幹線(画像:写真AC)

 リニア中央新幹線に果たすべき公共性があるのなら、知事の発言だけに注目したり、静岡県を非難したりしてはいけない。

 影響を受けるすべての静岡県民に対して、JR東海がもっと真摯に説明し、説得することを求めるのが時代の要請である。そうしなければ、路線は完成しないし、仮に着工したとしても恨みを残すことになる。

 JR東海が開業時期を延期したのは、工事が遅れたからではなく、協議に時間を要するからだと信じたい。

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